その日、僕は陸の孤島を目指した── 静岡の奥地、『奥大井湖上駅』へ
今から2ヶ月ほど前になるでしょうか。私は仕事の関係で静岡に居たのですが、いかんせん暇を持て余す毎日。
せっかく静岡に来てるならどっか行きたいなーとは思っていたのですが、富士山はまだ登山日になっていなかったし(正確には登山自体は出来るが……お察し)、三嶋大社はちょっと思ってたのとちょっと違ったしで(行った日がお祭りやってて……あまり人混みが好きではないのです)、どこに行こうか行きあぐねていました。
うーん、なんか秘境みたいなところないかなーとネットをサーフィングしていたところ──
見つけました、今回の旅は『奥大井湖上駅』へ。
┃まずは千頭駅を目指す
一日で帰ってこれそうだったので、今回は日帰りにしました。因みに千頭駅あたりまで写真は全くありません、ご承知おきくださいまし。
それでは出発、静岡に居たときの最寄の駅から金谷駅へ、金谷駅から千頭駅へ向かいます。
因みに新金屋駅から千頭駅はSLが走っていますが、今回私は乗っていません。因みに大井川鉄道はトーマス号があることでも有名です。
……実はこの前日に飲みの席があって二日酔いだったのですが、このとき既に魔の手が忍び寄っていました。
そして2、3時間ほどかかって千頭駅へ。
┃『夢の吊り橋』へ
日帰り予定とはいえ普通に時間がありそうだったので、千頭駅からバスで行ける『夢の吊り橋』にも行くことに。
因みにこの路線バス、相当きついです。何がきついって、そりゃもうすっごい山道ですから。軽い二日酔いとかで行くようなもんじゃありません。いや本気で。時間も1時間前後かかったと思います。
以前波照間島から帰るときに乗った貨客フェリーよりも相当きつかった(体感)。もちろん素の状態だと圧倒的に貨客フェリーの方がきつかったでしょうが、フェリーは寝てられるし空間は開けてるものですから。多少はね。
因みに私は臭いから酔うタイプなので、多分そこらへんも。。。
というわけで、乗り物酔い極端に弱い方は注意が必要かもしれません。
そして着いたZ、っと。少し歩いて夢の吊り橋へ向かいます。
橋も渡ったのですが、橋では写真撮ってないので遠いですがこんなん。
真ん中あたりに見えるのが夢の吊り橋。
やれやれだぜ。
飛竜橋でひりゅうきょう、だったかな?
高ぇ……
そして一回りして千頭駅に戻ります。あとは、寸又峡バス停の近くに天狗さんとの曰くがある神社?がありました。
帰り。鹿がおったでェ
┃そして奥大井湖上へ
千頭駅に戻って、今回の主目的の奥大井湖上へ行きます。因みにここで乗るのは『アプト式』といって、現在この方式で運行してるのはここだけだそうです。
のりこめー
車内。
奥さん、これも駅なんだそうですって、すごいわねェ~
どんどん、
どんどん、
上っていきます。因みに、
このダムが見える2駅区間だけアプト式に切り替わっています。なお接続切り離しに10分程度の待ち時間。
長島ダム。雨降ってきました。
またしばらく走ると。
おぉ──
あ、あれが──
到着ネーーーー(因みにこれは帰る前に撮った)
なんかすごい。
そして上へ上へ──
ヒョッ
これですよ。この雲がかかってるの、すき。
以前は奥に見える白いとこの方(抽象的)を走っていたらしいとか。
このアングル、白川郷を上から眺めたときを思い出します。
次の列車が来るまで少し時間がありました。
これ読んで時間つぶしてたけど、他の話が分からねェ
さて、時間になりましたので帰路につきます。
帰りにはまた一味違った景色が。
という感じで、生憎の天候ではありましたが、それはそれで雰囲気があって楽しめました。頭はガンガンしてたけど。
そのとき、僕はパーシーが微笑んでくれたように見えたんだ──(常にこの顔)
てな感じで陸の孤島、一度行ってみれば、あなたもその魅力の虜になるかもしれませんよ。